肥満症・便秘を改善したい人におすすめの「防風通聖散」

防已黄耆湯と防風通聖散の違いを比較!

ダイエット効果のある2つの漢方薬は、どっちの方が痩せるのか?自分に合うのはどっちなのか?が気になりますよね。

 

どのような違いがあるのか「防已黄耆湯」と「防風通聖散」に含まれる生薬と効果をそれぞれ紹介していきます。

防已黄耆湯

含まれている生薬6種類と効能
防已(ボウイ) 不要な水分を排出する
黄耆(オウギ) 利尿作用
白朮(ビャクジュツ) 整腸・利尿作用
大棗(たいそう) 利尿作用・冷え改善
生姜(ショウキョウ) 血行・冷え性・むくみ改善
甘草(カンゾウ) 鎮痛・鎮静作用

「防已黄耆湯」は脂肪や体重を落とすというよりは、体の水分を排出し、むくみを改善する効果が期待できます。

 

食事制限をしてもなかなか痩せなかったり、たくさん食べるほうじゃないのに太っている…というような水太りタイプの人にオススメです。

防風通聖散

含まれている生薬18種類と効能
当帰(トウキ)
川きゅう(センキュウ)
生姜(ショウキョウ)
血行・冷え性・むくみ改善
山梔子(サンシシ)
芍薬(シャクヤク)
血行・肩凝り改善
硫酸ナトリウム
大黄(ダイオウ)
便秘解消
桔梗(キキョウ) 整腸作用
防風(ボウフウ)
石膏(セッコウ)
利尿作用
黄ごん(オウゴン) 抗菌・利尿作用
麻黄(マオウ) むくみ改善
白朮(ビャクジュツ) 整腸・利尿作用
連翹(レンギョウ) 抗菌・鎮静作用
荊芥(ケイガイ) 発汗・鎮痛作用
薄荷(ハッカ) 胃腸機能の向上・殺菌作用
滑石(カッセキ) 不要な水分を排泄する
甘草(カンゾウ) 鎮痛・鎮静作用

防風通聖散には、血行を良くする作用があるので、脂肪を燃焼したり、むくみを改善する効果があります。

 

また便秘解消の生薬も含まれていて、お腹周りに脂肪がついている人や、メタボリックシンドロームに悩んでいる人にもオススメ。

体質に合った漢方薬を選ぶことが大切!

「防已黄耆湯」と「防風通聖散」はダイエットをサポートする漢方薬ですが、効能は違います。

 

自分の体質や悩みに合った漢方薬を飲んだ方が効果は出やすいので、どのような生薬が含まれているのかを知ると選びやすいですね。

防已黄耆湯と防風通聖散の併用は辞めましょう

人はそれぞれ「証」というもので体の状態を表すことができます。
漢方はその証に合わせて選ぶといいと言われているほど、漢方にとっては大切な目印です。

 

それを考えると「防已黄耆湯」と「防風通聖散」はそれぞれダイエットの目的が違うので、「証」が異なってきますよね。

 

さらに甘草(カンゾウ)や白朮(ビャクジュツ)など重なっている生薬もあるので、摂取量が多くなり、むくみ・体のほてり・だるさ・胃の不快感などの副作用が起こる確率が高くなり危険です。

肥満症・便秘を改善したい人におすすめの「防風通聖散」