「漢方薬」と「頭痛薬」はお互いの効果を打ち消してしまうのでダメ!

頭痛薬に含まれるイブプロフェンという成分は、炎症を鎮めることで熱を下げるという特性があります。

 

一方、漢方薬は体を温めて発汗を促すことで熱を下げるため、同時に摂取すると、どちらの効果も十分に得られなくなってしまいます。

 

「麻黄」「甘草」と「風邪薬」は危険!成分が重複して思わぬ副作用が…

多くの漢方薬に含まれる代表的な生薬に「麻黄」や「甘草」があります。

 

「麻黄」には発汗作用・気管支拡張作用、「甘草」には鎮痛・鎮咳効果があるため、一般的な風邪薬にもよく配合されています。

 

漢方薬と風邪薬を同時に飲むと、これらの成分が過剰摂取となり、発汗過多・動悸・不眠といった精神興奮や、解熱作用による体温の下がりすぎといった副作用を引き起こす危険性があります。

「麻黄」と「コーヒー」はNG!血圧上昇の危険あり

「麻黄」にはエフェドリンという交感神経に作用する成分が含まれていて、体を温める、眠気を覚ますといった神経興奮作用があります。

 

コーヒーなどのカフェインを多く含む飲み物と同時に摂取すると、お互いの成分の特性が重なることで効果が強くなりすぎ、血圧の上昇や動悸を引き起こすことがあります。

他にもある、同時に飲むのは避けるべき飲み物

アルコールやグレープフルーツジュースは、漢方薬が肝臓で代謝されるのを阻害してしまい、血液中の薬物濃度を上げてしまうため、同時に飲むのは非常に危険!

 

牛乳は、成分中のカルシウムやマグネシウムが漢方薬の吸収を阻害してしまうため、薬効を弱めてしまいます。
飲み合わせに関しては、漢方薬も一般的な薬と同じ様に考えるといいですね。

 

服用の際は水かぬるま湯で飲むようにしましょう。

漢方薬を複数飲むのは危険!用法用量を守りましょう

いくつかの漢方薬を同時に服用すると、効果が重複して効きすぎてしまうことがあるため注意が必要です。

 

例えば、より高いダイエット効果を期待して「防風通聖散」を2種類服用した場合、下痢や激しい腹痛を引き起こす危険性があります。

 

「防風通聖散」は飲み続けることでゆっくりと脂肪を落としていくので、決まった容量以上を摂取して早く効果が出るというものではありません。

 

むしろ、過剰摂取は体への負担が大きく、体力や免疫力の低下を招くため非常に危険と言えます。

 

風邪の時によく用いられる「葛根湯」も「防風通聖散」と似た成分配合のため、同時に飲まないよう注意して下さいね。